こんにちは。

いきなり質問ですが、あなたは普段、食事はどんなものを選んでいますか?

来院される患者さんに質問すると、「朝は必ずパンを食べます。」「お菓子ばっかり食べます。」「外食やウーバーが多いです。」「コンビニにばっかりです。」「野菜を中心に食べています。」と言ったように十人十色様々な回答が返ってきます。

食についてそこまで重要だと思っていない方が多いことにカウンセリング時や検査の時に体を触りながら感じることが最近多いので、今日は食についても触れながら書いていきます。

まず、漢字の「食」という文字は人に良いと書きます。

私たちの体は食べたもので作られています。

普段から食べるものを意識している方とそうでない方は、見た目にもわかります。

体に現れる不調も食べるものが関係していることが多いです。

例えば、毎日パンやパスタ、うどんなどの小麦系の食事をしている人は倦怠感、むくみやすい、便秘、肌がくすんでいるなどの不調が多く見られます。

小麦に含まれるグルテンというタンパク質は小腸を傷つけるというのは有名な話です。

リーキーガット症候群についても最近は知っている方も増えてきました。

リーキーガット症候群とは日本語訳にすると腸漏れのことを言います。

最近は、グルテンフリーという言葉やグルテンフリーの食品が増えてきていますよね。

なぜ、グルテンを控えた方がいいのかというと、グルテンは小腸を傷つけてしまうからです。

グルテンによって腸壁に炎症が生じてしまうことで腸内で発生した腸内毒素が血液中に漏れ出します。

血液中に漏れ出した腸内毒素が血液を介して全身を巡り様々な不調を引き起こすため、倦怠感やむくみや便秘などが現れます。

グルテンは小腸を傷つけるので、腸が浮腫んだり、腸の機能が低下します。

腸は消化吸収するだけの臓器ではありません。

免疫細胞の7割が腸に存在するので腸を整えることで風邪なども引きにくくなります。

また、セロトニンという別名ハッピーホルモンの分泌も関係するので腸が整うと気持ちも前向きになっていきます。

普段から食べるものを意識して実践することは心身の健康のためにはとても重要なのです。

コンビニ食やジャンクフード、スーパーに並んでいる食材も今はどの食材にも食品添加物が大量に使われています。

お店に売っているから安全ということは決してありません。

添加物が極力少ないものや、野菜や果物は可能であれば信用できる農家のものを購入したりすることがこれからは自分や家族の健康を守っていくうえでとても重要です。

食品添加物や農薬はもともと自然界にないものなので、体のなかで分解することができません。

そのため、体の中に蓄積されていきます。

厚生労働省のデータによると一人当たり年間約8kgの食品添加物を摂取しているとも言われています。

現代では、食品添加物を取り除いての生活はほぼ不可能ですが、極力摂取することを減らすことは可能です。

何を選ぶかも大事ですが、何を選ばないかも大事なのです。

毎日口にするもの、食べるもので、あなたの体は作られています。

これまでの積み重ねが今のあなたをつくってます。

私は、気功整体で患者さんの体を整えますが、日々の積み重ねがあなたを作っているので、自助努力は必要です。

日々の積み重ねによってあなたの体はできていると思うと食べるもの、口にするものも意識が変わると思います。

飽食の時代、好きな時間に好きなものを食べることができる時代ですが、身体にとっては有害な食べ物もあるということを知ってください。

習慣だったことをいきなり辞めることは難しいこともあります。

白砂糖やグルテンには依存性があるからです。

習慣を定着させるには最低3週間はかかると聞いたこともあります。

いきなり全てを変えるのではなく、毎日食べていたチョコレートやお菓子を2日に1回に減らしてみることから始めたり、意識して行動して、あまりストレスに感じないレベルから始めてみてはいかがでしょうか。

私も20代の頃は、毎日コンビニに行き、お菓子や菓子パン、手軽に摂取できるゼリーや栄養ドリンクを買って仕事に向かい、帰りにまたコンビニに寄るという生活をしていました。

その頃は冷え、全身のむくみ、イライラ感や肌荒れ、生理痛、PMSなど身体は不調がたくさんありました。

20代後半から食事や生活リズムを整え始め、今は30代後半になりましたが、20代の頃の不調はほぼ無くなり、今の方が体は元気で見た目も20代の頃よりも元気なかんじがあります。

体の歪みやねじれ、内臓や血管、神経などの歪みは自分で改善しようとしても無理ですが、日々の生活週間は今からでも改善できます。

すぐに効果が現れるものではありませんが、グルテンを毎日摂取していた人であれば3週間グルテンを抜くだけでも不調は改善すると言われています。

私も昔はグルテン依存で毎日パンやパスタばかり食べていた時期がありましたが、今は体が欲さなくなり嗜好品として時々食べる程度にまでなりました。

食べるものを変えるだけでも一部の不調が軽減することはあります。

患者さんに食事についての話をすると、グルテンや砂糖の怖さについて知らなかったとおっしゃる方が多いです。

食べるものであなたの体は作られていると思うと意識が変わりますよね。ぜひ今から実践してみてください。

さいごに。

当院は気功整体で心と体を整えます。看護師としての経験や知識も合わせてお伝えしていきます。

お身体や心にお悩みがありましたら、当院の気功整体を受けてみられてください。

ご来院、お待ちしております。