こんにちは。

本日は、不眠が気になる20代女性が来院されました。

主訴は1年前頃から寝つきが悪く、寝付くまでに1〜2時間かかり、寝れたと思ったら2〜3時間で目が覚めてしまう。

不眠の他に、下痢をしやすく、最近は便秘にもなるとのこと。むくみや冷え、疲れやすさもあり、朝からのむくみは最近特に気になるとのことでした。

私たちの体は睡眠の時間やリラックスしている時に副交感神経が優位になります。

自律神経という言葉は聞いたことがあると思います。自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は日中私たちが活動している時間帯に優位になり、副交感神経はリラックスしている時や睡眠時に優位になる神経です。

睡眠時に副交感神経が優位になることで、一日の身体の疲れやストレスが緩和されるようにできています。しかし、本来リラックスする夜の時間帯に交感神経が過剰に働き副交感神経の働きが弱くなると、寝つくまでに時間がかかったり、眠りが浅くなります。交感神経が優位な状態だと体も常に緊張状態なので眠りの質が低くなってしまいます。

自律神経のバランスが乱れる一番の原因はストレスです。精神的なストレスや疲れや冷えなどの身体的なものもストレスとなります。

ストレスはからだの筋肉を緊張させ、自律神経の働きを乱れさせます。また、体に歪みがあることでも筋肉を緊張させます。神経や血管が圧迫されることにより、全身をめぐる神経伝達の働きや血液の巡りが鈍くなってしまいます。

まずは体全体の歪みを整え、筋肉の緊張が緩和することで、全身の血液の巡りがよくなり、歪んだり圧迫されていた神経が緩むことで自律神経のバランスが整っていきます。

心身ともに休まらない日が続くことで疲労が蓄積され、徐々に自律神経のバランスが乱れていきます。ストレスを感じる状態が続くと、交感神経が優位の状態が続くので体は常に緊張した状態になります。その結果、血管や筋肉が収縮して頭痛や肩コリ、首のコリや腰痛なども引き起こしやすくなります。

今回の患者さんは、自覚は全くありませんでしたが首、肩、背中全体がすごく張っており、筋肉が緊張状態でした。施術前は首、肩周囲には力が入った状態で首がすくんでいる姿勢でした。腕の動かしにくさや首の動かしにくさも普段は何も感じていなかったようですが、検査のときに動きが悪いことに初めて気づくことができたそうです。

また、冷えやむくみも悩まれていましたが、体の歪み、自律神経のバランスを整えていくことでこれらのお悩みも解決していきます。

施術中から筋肉が緩んで軽くなった感じがわかり、施術後は首・肩の筋肉の緊張が緩和され力が抜けた自然な状態になったことで首の長さも変わりました。気持ちもなんだか凄くスッキリします‼︎ととても嬉しそうに話してくれました。

 

翌日には、「いつもより長い時間眠り続けられました‼︎」と嬉しいご報告もいただきました。睡眠の質が良くなることで、体も心も休息でき、1日の疲れがしっかり解消されます。眠りの質が浅いとそのこともまたストレスとなり、疲れは蓄積され続けて悪循環です。

体の歪みや自律神経を整えていくことで、不眠はもちろん身体の様々な不調は解決していきます。

当院の施術は、ボキボキしたり、マッサージなどの施術は行っていません。非常にソフトで優しい施術です。ヒーリング効果もあるので施術中に寝息をたてて寝てしまう方も多いです。起きたら身体が軽くなってスッキリしているので、みなさん驚かれますが、喜んで帰られます。

眠りが浅くて悩まれている方、不眠でお困りの方、当院の気功整体で睡眠の質を高めてみませんか。

ご来院、お待ちしております。